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これまで長野には、何度と足を運んできましたが、ビーナスラインは15年ほど前の夏に行ったきり。しかもすごい霧と、夏とは思えない寒さに遭遇するという驚異的な不運に見舞われ、寒さで死にかけました。まったく良い思い出がないのです。いや。
ビーナスラインはクソ
としか思っていませんでした。しかし、最近日本の名道100という本を購入。改めてビーナスラインを見ていると「やっぱり、すげえんじゃないの?(当たり前)」と思うわけです。まぁすごいに決まっており、それはわかってるのですが、前回のあまりに悲惨な体験が僕の心を閉ざしていました。そんなほぼトラウマと言っていいビーナスラインでしたが、一念発起。スーパーポジティブな気持ちを奮い起こし、トライしてきました。
ビーナスライン
出典:Wikipedia
区間距離75km(11月下旬〜4月下旬は閉鎖)、通行料金なしの高原ルート。標高は最高2000mに達し、自然豊かな高原や森林を走る爽快コース。霧ヶ峰(標高1700m)からのルートは、標高をキープしながら22kmも続くワインディングを走ることができる。
途中経過はおまけみたいなもんなので省略。
ビーナスライン走行当日。天気は晴天。雲も殆どありません。気温も暖かく、ジャケットを着ていると汗ばむくらいでした。しかし、ビーナスラインは標高も高いですから、我慢して少しだけ厚着して出発!
蓼科から白樺湖を経て、ビーナスラインに入っていきます。白樺湖から一気に坂道を駆け上がり、標高1400mを超えていきます。思わず声が出てしまうほど、気持ちの良いルート。高原と森林の間を、ハーレーの重低音と鼓動を感じながら流したのですが…。過去走ってきた中でもベスト5に入る気持ちの良さ!
おまけに山肌を縫うようなコースは、南側に開けた視界から南アルプス(条件が揃えば富士山も見えるとか)が一望できてしまう。
…すごすぎる。逆の意味でトラウマになりそう。
そして霧ヶ峰。ここからが佳境です。標高1700mをキープしつつゆるやかなワインディングを快走できる22kmのロングルート!
「来てよかった!」
何度そう呟いたことか。そして誓った。「これから何回も来よう」と。最後はちょっとしたパーキングスペースでゆっくりしながら、一休み。いやー、日本を代表する天空ロード、その名に恥じない道だわ。これは。特に今日は天気も良かったのもあるが。
来年は北海道ツーリングを予定してるけど、GWあたりに来ようかな。GWも相当気持ちいいだろうなぁ。