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2019年にFXRSを購入して、現在のマフラーに落ち着くまで2本のマフラーを無駄にしてしまいました。マフラーって購入すると結構高いですし、これからFXRでマフラーを検討している方の参考になるかもしれないので、レポートを書いておきます。
最初のマフラーは、納車時にV-TWINで適当に選んだ安いマフラー。以前エボのソフテイルに乗っていた時、同じように安いマフラーを付けてて(メーカー不明)すごく音が良かったので、同じようなマフラーを選択しました。本当はテーパードタイプが欲しかったのですが、欠品ということで、仕方なくスラッシュカットに…。
さて、走ってみた感想ですが、まず音が大きい。以前のソフテイルについていたものと比べてもかなりうるさい。おまけに抜けが良すぎて低速がスカスカ、さらに取り付けた時にステーが歪んでいるのかフロント側のサイレンサーが斜めになってしまうというシロモノでした。納車の時点で「勿体ないけど、変えよう」と誓います(涙)。
以前FLTSCに乗っていた時に、2in2でブラスマフラーを付けていて良かったので、購入することに。また今回はノーマルのエキパイがなかったので、モーターステージの独立タイプのエキパイも同時購入しました(サイレンサーはヤフオクで安くゲット)。ちなみにサイレンサーの穴の大きさは6mm。
取り付けてみた感想ですが、前のVtwinマフラーが相当うるさかったのもあり「ずいぶん音が小さいなぁ」でした。6mmだと巡航時にはほとんど音が聞こえず、乗っていて全く面白くない。「こりゃいかん!」ということで、自宅でサイレンサーの穴をドリルで8mmに加工することに。すると、なかなかの迫力になりつつも、うるさすぎずちょうどよい…。ただ、音質はまったく好みではない。FLSTCの2in2の時は、サイレンサーが長かったからか重低音でしたが、今回は軽くて高めの音。まぁでも、すごく嫌。というわけでもないので、こちらで当面は行くことに。
ブラスマフラーで2000kmほど走りましたが、やはりどうにも納得できない。ということで、マフラー探しを再開することに。しかし、自分の納得できる音質と音量のマフラーを見つけるのも簡単ではない。どうしたものかとヤフオクや、メーカーサイトを見ますが、なかなか見つからない。
そんな時ふと「ハーレーはいろいろ乗ってきたけど、スクリーミンイーグルだけは試したことないな」と。そして「そういや友人のXL1200S、スクリーミンついていてすごいいい音してたな」…と笑
ということで、いろいろ調べてみると…。スクリーミンと言っても、いくつか種類がある模様。音質はどれもあまり変わらないが、音量がH-Dロゴ < スクリーミンイーグル < スクリーミンイーグルⅡの順にうるさくなるとか。特に「Ⅱ」は、相当うるさいようですね。というわけでスクリーミンイーグルを探して見つけたのが、この「スクリーミンイーグル・トルクマフラー」です。これは2003年まで販売されていたんだとか。低音が効いていて、しかも音量も控えめで人気だったとか(ちなみに、北米マフラーのサイレンサーを穴あけ加工したものが、スクリーミンイーグルのトルクマフラーらしいです)。
早速取り付けみると…
評判通り低音がしっかりありつつ、歯切れも抜群。60km/hくらいまでの加速時のズダダダダという音もいいし、巡航時のドドドドドという低音もバッチリ。これは素晴らしい。過去いろんなマフラーを試してきましたが、一番いいかも…。やっぱり純正が一番なんですかね。
というわけで、こうしてマフラーはスクリーミンイーグルになって今に至ります。取り付けて3000kmほど走っていますが、今だに乗るたびに「いい音だなぁ」と思える素敵なマフラーです。FXRやダイナでマフラーに悩んでる人は、選択肢の1つに加えて見てもいいと思います。廃盤商品なので、見つからない場合は上にも書きましたが、北米マフラーを穴あけ加工しても良いかと。パインバレーというお店が北米マフラーを販売していますが、ここでは穴あけ加工もしてくれるようです(すみません。ウェブサイトで見ただけの推測情報です)。
出先でこのマフラーのアイドリングを録音してみました。iphoneの向きがおかしく、動画は縦横逆になってしまっていますが…。サウンドだけでも参考までに、ご興味ある方は聞いてみてください。