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EVOのハンドルスイッチを交換(中期→後期型)

Published | 2021年1月31日  Photo | --

今回は僕のFXRのハンドルスイッチを中期型から後期型に変更しようと思います。交換する理由は、後期型のスイッチのほうがボタンが押しやすいことと、マスターシリンダーのデザインがかっこいいと思うから笑です。

ハーレーのスイッチ

エボリューション時代のハーレーは、スイッチが3段階に進化してるようです。1つ目が後期ショベルなどと共通のもの。そして2つ目がオートキャンセラーが搭載されたもの。そして3つめは96年式から登場し、その後デザインはミルウォーキーエイトまで使用されているものです。

こちらが後期ショベル〜初期エボで使われたスイッチ。ここからハーレーのスイッチは日本製だとか。ウインカーはオートキャンセルがなく、OFFボタンを押すことが求められます。
こちらが中期エボのボタン。オートキャンセラー搭載。
こちらが96年式エボから採用されたスイッチ。最近は電子スロットになり、少しスリムになりました。

僕のFXRSは中期型のスイッチがついていますが、ウインカーボタンが上に向かって反っていてこれが使いづらい。反った部分を押してしまって痛かったり、反った部分を避けようとしてウインカーを押すタイミングが遅れたりしていました。まぁ慣れでカバーするのもよいのですが、スイッチ自体が塗装が剥がれやれていたので思い切って交換することにしました。

ヤフオクでパーツをゲット

まず交換可能かどうかを、行きつけのハーレーショップに確認してみると…。

「92年式と96年以降はウインカーモジュールが違うので、オートキャンセラーが使えるかどうかちょっと心配ですが、スイッチ交換自体は全然やれますよ。たぶんオートキャンセラーも大丈夫だとは思いますが、やってみないとわかりません」とのこと。

まぁ最悪オートキャンセラーが使えなくても、今の押しづらいボタンでオートキャンセル付か、押しやすいボタンで自分でOFFかといえば、間違いなく後者のほうが僕はいいので、交換することにしました。というわけで、ヤフオクやメルカリでパーツを物色です。

探し出すと、結構オークションにはスイッチの出品が多い。すぐにスイッチは見つかりました。値段も4000円くらい。ただスイッチボタン単品やスイッチケースが多く、配線付きのものは多くない。あっても塗装などが劣化しているものが多いので、どうしようか迷いましたが、結局配線付きのものときれいなボタン・ケースを別々に買ってリビルトすることにしました。

パーツ到着。リビルト

ヤフオクで無事に落札出来(全部で15,000円くらいでした)、パーツが到着。配線付きのスイッチは、届いてよく見るとヤフオクの写真以上に経年劣化がありました(特にスイッチケースが傷だらけでした)。では早速、スイッチボタンとケースを変更していきます。

届いたスイッチ。塗装もうすくなってるし、カバーは傷だらけでした。
スイッチボタンを変更するため、ボックスから外します。

んで、いろいろあって(笑 写真わすれました)、完成したのがこちら。スイッチボタンは新品、スイッチケースは未使用品があったのでそちらと交換。要するに見た目は、ほぼ新品同様に仕上がりました。

新しくしたスイッチがこちら。いかがですか?新品と言ってもいい出来。
スイッチケースも未使用だけあって綺麗。真っ黒。
同時に購入したフロントのマスターシリンダー(シングルブレーキ用(9/16))。新車外しということなので、ほぼ新品です。5,000円。
クラッチレバーホルダーも新車外しのもの。2,000円でした。

取り付け

というわけでパーツは全て揃ったので、ショップに持っていて取り付けてもらいました。それがこちら。グリップも人生初のハーレー純正品を新品購入したので、合わせて取り付けています。

左サイドがこちら。
やっぱりこのスイッチは押しやすいですね。
マスターシリンダー交換に合わせて、バンジョーボルトもブラックで統一しました。

交換した結果、スイッチは確実に押しやすくなりました。というより、以前の中期エボスイッチが押しづらすぎた…という方がよいでしょうか。費用はパーツ代2万円、工賃1.5万円でそこそこ掛かりましたが、まぁ新品同然になったし、操作性もあがったし良しとします。