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フルチューンCVキャブ – 3. ポン付け

Published | 2020年9月2日  Photo | --

今回のフルチューンCVキャブの取り付けは、ショップでやってもらおうと思っていましたが…。行きつけのショップは、現在すごく忙しいらしく、なかなかバイクを入庫できません。そこでとうとう、我慢出来ずに自力でキャブ交換をしてみることにしました。

取り付け

チョークケーブルの罠

以前、HSRキャブレターを自力で取り付けたことがあるので、取り付け自体は直ぐにできそうです。まずはCVキャブを外して…と、ここで問題発生。チョークが抜けない! FXRだけだと思うのですが、タンクとチョークケーブル(エンリッチテナーケーブル?)の隙間が死ぬほど小さい。

「これ、タンクはずさないと行けないのでは?」と思いましたが、知恵の輪をやる感じで(笑)、なんとか外すことに成功しました。いやー、FXRってエンジンオイルのホースとか、ミッションオイルとか、いろいろとメンテナンス性が悪すぎるんですよね…。まぁこれを改善してできたのが、ダイナやそれ以降のソフテイルなんだと思いますが…。

取り付けは30分程で完了

チョークケーブルを突破してからは、簡単。スロットルケーブルを外し、ガソリンホースを外して取り外す。負圧バルブの蓋を外して、フルチューンCVキャブに移植。今度はフルチューンCVキャブを逆の手順で取り付けるだけです。スロットルケーブルがちょっと硬いですが、僕のような素人でも簡単にできますね。

早速、試乗してみた

「あれ? かなり不安定だぞ」

残念ながらセッティングが出ていないのか、アイドリング、走行フィーリングともに不安定でした。まずアイドリングが下がらない。エンジンが温まった状態でも1500rpmくらいから下がらず、アイドルくんで強引に下げると一気に600rpmくらいまでいってしまいます。

しかも走行中はスロットルを戻しても、1500rpmあるためか減速しづらい。危ないですね、もはや。これはセッティングが上手く出ていないのか、それとも2次エアーを吸っているというやつなのか…。正直手におえません笑 やはりショップに診断とセッティングをお願いしてみようと思います。

きっと良いキャブのはず

ちなみに40km/h(1500rpm)から、70km/h(2200rpm)あたりの加速や巡航フィーリングは、すごく良かったです。ノーマルCVキャブと比較して、明らかにドコドコした感じは増加されていたように思う。サウンドも少し大きくなり、低音が効くようになりましたね。

はやくきっちりしたセッティングを出した上で、乗りたいなぁ。

追記:原因はチョークケーブル!?

フルチューンCVキャブを付けましたと、45degreeさんにお礼の連絡をした際、ついでに「アイドリングが不安定なんですよね」という話をすると…。

「アイドリングが安定しない原因として、最も多いのはチョークケーブルの中のバルブがしまっていない、もしくは燃料ホースを差し込む時にゴミなどを挟んでしまってフロートが閉じている、です。この2点はとても多い原因ですので、念のため合わせてご確認いただけると幸いです」

とのお返事が。そう言えば、アイドリングが下がらないだけでなく、なんかアイドリングの排気音が「ガスが異常に濃い時の排気音」だった気もしてきました。というわけで、さっそくキャブを外してチョークケーブルを再調整(面倒くさかった…)。ちなみに燃料ホースも外してみましたが、ゴミが入っているかどうかは不明。いずれにせよチョークケーブルをやり直してみて、それでも駄目だったら僕の手には負えないので、ショップ送りですね。

というわけで、早速試乗。

しましたが、やっぱり駄目でした。まったく回転数が下がらない。パーツクリーナーを吹いてみましたが、2次エアーでもないようです。もう素人の僕では、さっぱりです。ショップに持っていくまで、バイクはお預けだなぁ…。