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前回の記事にて書いた「フルチューンCVキャブレター」。注文から2週間ほどして、45degreeさんから戻ってきました。それにしても45degreeさんは仕事が丁寧。以前もリアホイールの磨きをお願いしてわかっていたのですが、見積もりや交換箇所、そして作業の途中経過などLINEにて、丁寧に連絡していただいて、安心でした。
パッと見はノーマルと殆ど変わらず、トップカバーがちぢみ塗装されているのと、キャブ下のフロート室に45degreeのステッカーが貼られているくらいでしょうか。スライドバルブなど各所が変わっているとのことですが、よくわかりません笑
あとメディブライト処理をお願いしたので、すごく外観がきれいになりました。当初はめっちゃくちゃ汚かったのですが…。素晴らしい!これでまた10年使えそうです。
メディブライト処理
引用:cocotte マコー株式会社
処理の原理 「メディブライト」とは、ウェットブラスト技術のなかでも粒径50μm~250μm程度の微小球形研磨材を使うことで、バイク・自動車部品の異物を洗い流し、独特の光沢をもった表面に仕上げる処理工法です。 ※ウェットブラストとは、水と研磨材を混ぜ合わせ、圧縮エアの力で処理対象物に吹き付ける物理的な表面処理です。
と、思ったのですが…。今回はセッティングも満足行くように出したいなと思いまして(自分でセッティングできないし、なによりフルチューンCVはセンシティブな気がするので)、行きつけのショップに取り付けをお願いすることにしました。ちょうど、リアブレーキの効きに少し問題があるので一緒に…。
次回は取り付け後のレビューをしたいと思います!
この週末少し時間があったので、amazonでハーレー誌を買ってみました。雑誌自体、購入するのは何年ぶりだろう…。下手したら10年ぶりくらいかもしれない。
買ったのは「クラブハーレー」という初心者向けの雑誌。今月の特集である「ちょい旧の選び方」に惹かれて購入しました。他の車やバイクと同様に、ハーレーもエンジン別に世代があるんですが、ハーレーの場合特に世代ごとに根強いファンが存在します。僕がハーレーに乗り始めた頃は、ショベルやエボリューションというエンジンが人気でしたが、今は何が人気なのか。ちょっと興味持っちゃいまして。
ハーレーのエンジンの歴史
参照:Virgin Harley「歴代エンジンガイド」
1929年〜 ナックルヘッド
1948年〜 パンヘッド
1957年〜 ショベルヘッド
1984年〜 エボリューション
1999年〜 ツインカム
2016年〜 ミルウォーキーエイト
ミルウォーキーエイト世代となった現在、ツインカムやエボ、ショベルヘッドはどういう評価を受けているのでしょうか…。
雑誌を見るとツインカムが、価格が安くなっておりお買い得という趣旨でした。しかも価格だけではなく、比較的新しく信頼性が高い。何よりも「ハーレーらしい鼓動」が味わえる…とのこと。
ん? これどこかで聞いたな。
そう。以前ツインカム88エンジンが登場したときに、エボに対して言われていたことと全く同じです。鼓動が薄れてしまったツインカムに対して、エボは「古き良きテイストが残っている」とされ、人気でした。僕もそれに踊らされて(笑)、エボにした口です。それと同じで、今はツインカムにされている方が多いんだろうなあ。僕は知りませんが、エボが出た時はショベルヘッドが改めて人気となったとも聞きますし。ポルシェも空冷から水冷になった時は、さんざん叩かれたようですね。時代は繰り返しますねぇ。
あと驚いたのが、インジェクション押しの方が多いということ。購入者のミニ・インタビューが多々掲載されていましたが、「始動性に安心感のあるインジェクションがベストだと思った」など結構書かれていました。
以前はキャブの機械的なテイストが持て囃されたものですが、こちらも変わったものです。今どき、フルチューンCVキャブレターだとか注文してる僕は、もう化石なのかもしれませんね。笑 今のハーレーシーンがなんとなく知れて、楽しい1冊でした。
以上、余談でした。