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フルチューンCVキャブ – 1. オーダー

Published | 2020年8月18日  Photo | --

この夏、ツーリングでビーナスロード、志賀高原を走りましたが、少し不安なことが。それは以前故障したリアブレーキ。走っているとブレーキが抜けるという減少で修理し、無事に直ったのですが、今回峠を走っているとブレーキ回数が多いのか「踏みしろが大きくなり、ブレーキの効きが甘くなった」んですよね。

ネット等で調べてみると、フェード現象が近いようにも思えますが…。命を預かっている部位でもありますので、改めてバイクショップで見てもらうことにしました。

べーパーロック現象とフェード現象
フェード現象は、ブレーキパッドとシューが加熱によって燃焼してしまうことで、摩擦力を失いブレーキが効かなくなる現象。一方でべーパーロック現象はブレーキオイルが使用による過熱が原因で気泡を生じさせて、オイル圧がなくなりブレーキが効かなくなる現象です。

Wikipedia
ノーマルのCVキャブレター。30年近く使ってる…?

ブレーキ調整とともに…キャブOHも実施

ブレーキの再調整だけのためにお店に預けるのももったいないということで、以前から気になっていたCVキャブレターのOHも実施することにしました。おそらく新車時からずーっとつけられているCVキャブ。外観からして結構ヤれているんだろうと思うので、トラブルが起こる前にOHしておこうかなと。9月以降もガンガン走りたいので、念の為です。

どうせなら…フルチューンCVキャブ!?

でもせっかくキャブをOHするなら、少しイジりたいな…と、いつもの悪い考えが。そこで以前より気になっていた広島にあるハーレーショップ「45degree」のフルチューンCVキャブをトライしてみることにしました。HSRやFCRは検討しないの?という方もいると思いますが、実は以前乗っていたエボFXSTCにHSRをつけてあまり好みではなかったんですよね(あくまで、僕は…ですよ)。

フルチューンCVキャブは3種類の加工がある

45degreeさんのサイトから拝借しました。購入したフルチューンCVキャブ。

45degreeのウェブサイトを見てみると「フルチューンCVキャブ」はCVキャブを3種類の方法で加工しており、カスタマーは好きな加工方法を選べます。
1つ目の加工が「純正派」と言われており、3つの加工の中で基本となるものです。この純正派の鼓動感をさらに強調した加工が「Touring」。そしてさらにサンダージェットを追加して中速以上の吹け上がりを改善したものが「サンダージェット加工」となっているようです。僕はこの中から、Touringを選択しました。

というのも、僕はそもそもスピードを出すのが怖いので(下道は50〜70km/h、高速でも80-90km/hが基本。たまーに100km/h出すかなぁというレベルです)。よくいるハーレー好きな方と同じで、ドコドコゆっくり走るのが好きなんです(FXRが可哀想…ですかね…)。

さっそくCVキャブレターを配送

45degreeさんでは、通販でのフルチューンCV加工をやっていませんでしたが、ここ最近改めてスタートされたようです。さすがに東京在住のため、広島までは行けないので、この通販を利用させていただきます。

事前に45degreeさんに発注書を記載し、連絡すると大体キャブがお店に到着してから2週間程度で完成、返送になるようですね。今からだと8月末くらいでしょうか。ま、ちょうどこの8月は暑すぎて乗れないので、いいかな。9月はこのフルチューンCVキャブで、走りまくるぞ―!

と、いうわけで、到着後にまた取付けと試乗のレポートをしたいと思います。お楽しみに!