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FXRに限らず、多くのハーレーが抱える問題の1つが積載力のなさだと思います。特にスポーツスターやダイナ、ソフテイルあたりは、サドルバッグがなければ車載工具1つ満足に入れる場所がありませんよね。車載工具どころか、ETCカードリーダーさえレザーポーチなんかで取り付けないといけない車種が多いと思います。
現在、僕はサドルバッグに車載工具や車検証、予備プラグなんかを入れています。ただ最近、サンダンスの13inchリアショックをつけて以来、サドルバッグを外したいと思うようになってしまいました笑 「じゃあ、外せばいいじゃん」と思われる方も多いと思いますが、ただサドルバッグを外すと車載工具やプラグをどうしようかと悩むわけです。いろいろ考えて予備プラグとプラグレンチはシート下に入れることにしましたが、車載工具となるとさすがにシート下にスペースはありません(シート下はETCカードリーダーも、既に入っていますし)。
ただ革のツールバッグなんかを購入してのフレームマウントは好きじゃないし、何よりFXRはレギュレーターの位置が悪くて装着しづらい。フォークにマウントするのも、いまいち気が進みません(好みとして)。そうやっていろいろと考えた結果、すごくいいアイデアが浮かびました!笑
そのアイデアというのがこちら。ホンダCT125に純正装備されているツールボックスを流用してはどうかという考えです。これをFXRのリアフレームあたりにマウントしたら、収まりがいいんじゃないか!と思ったわけです。
調べてみると、このハンターカブの純正ツールボックス、2,500円ほどで売っていました(楽天などで購入可能 / 品番:83510-K2E-T00)。これをフレーム用のクランプと適当なボルトで固定すれば…簡単に取り付けもできそうです。
ちなみに僕はクランプはキジマ製、ボルトM10サイズで、長さ60mm(FXRだとこれがジャスト)としました。下記にamazonリンクも付けておきましたので、ご参考までに。総費用は4,000円ほどと、ツールバッグを買うのと変わらない感じです。さっそくチャレンジです!
まずはクランプとツールボックスを仮組みしようとM10ボルト(60mmくらいの長さがベスト)さっそく取り付けですが、ここで困ったことが。このキジマのクランプのボルト穴と、ツールボックスのボルト穴が合わない…。クランプがデカすぎるんですね。仕方ないので25mmのスペーサーを使ってなんとかボルトを付けることができました。
取り付けはいたって簡単。フレームにクランプを取り付けて、クランプとスペーサーを取り付けたツールボックスをM10サイズのボルトで共締めするだけです。ガッチリつけることができました。そして取り付けた完成写真がこちら。いや〜、かなり違和感なく取り付けられたと思います。
違和感があるとしたら、ツールボックスに記載されている「HONDA」の文字くらいでしょうか。まぁハーレー純正に限らず、僕はサンダンスやら、Trampやらいろんなカスタムパーツをつけていますしね。いまさらHONDAが増えたところで、気になりません。
取り付け後に気になったのが、もともとついている六角レンチを使ったロックの使いづらさ。閉まってるのか閉まってないのか分かりづらい上に、振動などですぐ解錠されてしまいそうで不安です。社外品でここを鍵付きロックにできる商品もあるようですが、価格が蓋だけで7,000円近くとボッタクリ。いやいや、ツールボックス3つくらい買えますがな…。
そこで一旦、ダイヤルロック式の小型南京錠で固定することにしました。これで工具が走行中に吹っ飛んでいく心配もありません。
いやいや、それにしても収納の少ないハーレーで工具入れができたのはとても嬉しいですね。正直、これ僕オリジナルのカスタムパーツとして販売したら売れるんじゃないかな…と思ったほどです笑
実際FXRに限らず、ソフテイルやダイナなど他の車種でもフレームのスペースさえあればできると思うので、「お、いいな」と思った方は是非お試し下さい。