Harley-Davidson, Travel, Gadgets, Tennis…
僕の乗っているFXRは1992年式ですが、この頃のハーレーには「改善してほしいなぁ」という箇所が多々あります。その一つが、イグニッションキー。とにかくシリンダーにキーを入れづらい。。「この場所!」というところから、キーを入れ始めないといけません。すごく気になるわけではありませんが、キーを抜き差しするたびに、すこしストレスに感じていました。そこで今回はイグニッションキーを交換してみることに。
「イグニッションキーって、高いんだろうな」と、なんとなく思っていたのですが、調べてみるとすごく安価。まず社外品だと2,000円代、純正でも6,000円前後で販売されています。社外品でもいいのですが、純正品のいいところはクオリティはもちろん、キーにハーレーのBar & Shieldロゴが刻印されている点(上の写真を参照ください)。4,000円の差であればということで、純正品を選択しました。金額は5,940円(税込)でした。
商品データ
品名:IGNITION SWITCH(Classic motor parts)
品番:71425-77T
適合:78〜93 XLモデル(XLCR除く)、78〜85 ビッグツインFXモデル(FXWG、FXST除く)、82〜93 FXRモデル
届いた商品がこちら。安いとは言え、さすがに純正。クオリティは高いように思います。キーもポリッシュ(クローム?)されてありすごくいい感じ。もともとのキーも、クラシックな外観で素敵ですが、新しいものも気に入りました。ちなみに77Tは、77年に初版生産でTはバージョンを示しているとのこと。例えば77Bはver.2。今回はTなのでver.25ということ!?
さて、それでは取付開始!まずは現在のイグニッションキーをフレームから外します。FXRのイグニッションキーは、クロームのリングで留めらてるだけなので、これを外します。ただ、さすがに30年経過してるだけあって硬い。手では確実に回りませんので、ウォーターポンププライヤーなどで外します。それにしても硬い!
なんとかこじ開けたら、あとはサクッとフレームから離れます。イグニッションキーはラバーケースで覆われているので後ろ部分をペロッとめくり、ドライバーで配線を外す(この時、どの配線がどこに付いているか、しっかり記憶しておく必要があります。僕はiphoneで撮影しました)。
ちなみにイグニッションキーの裏側には、配線処理を助けるための「B、IG、Lという記載」があります。調べたところ、これは以下を示しているのだとか。
B:バッテリーに接続
IG:イグニッションコイルに接続
L:ライト類に接続
配線を外したらあとは、新しいイグニッションキーのB、IG、Lに配線をつなぐだけ。簡単です。ここまでだいたい15分くらいの作業でした。
配線が完了したら、あとはフレームに取り付けるだけ。リングをしっかり取り付けるのにウォーターポンププライヤーを使えないので、フルパワーで手締め。これどうすればいいのだろう(後でウォーターポンププライヤーにタオルを巻いて、締めておきました)。今度バイク屋に行った際、締めてもらおうかな。
いやそれにしてもキーの抜き差しは、めちゃくちゃスムースになったし、キー自体もかっこいいですし、やってよかったです。総額で約7,000円としては、かなりアリだったのではないでしょうか。
イグニッションキーを固定するリングですが、専用工具がありました。その名もフックレンチ。ホームセンターで500-600円ほどで買えました。サイズがいろいろあるようなので、事前に測定してから購入した方がよさそうです。ちなみにハーレーのイグニッション用としても、ハーレーパーツショップなどで販売があるようでした。