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FXRにサドルバッグ取り付け

Published | 2020年12月23日  Photo | デグナー

FXR購入以来、ずっと悩んでいた積載。過去に乗っていたソフテイルなんかの時はサドルバッグを付けていたのですが、FXRにはどうも似合いそうにないなと止めていました。その代わり、これまでリアキャリアを装着していたのですが、最近リアキャリアも「似合わない」気がしてきました笑

そこで今回はリアキャリアを外して、サドルバッグにすることを真剣に検討してみることにしました。ハーレーに乗りはじめて10年以上、この手の検討をどれくらい繰り返してきたことか。アホです、はい。

FXRのサドルバッグサポート

サドルバッグを選ぶ前に、まず必要なのが「サドルバッグサポート」。あと、あったら便利なサドルバッグのレール(脱着が容易になります)も合わせて、ネットで探します。

サドルバッグサポートは、大きく2つ出てきます。1つはドラッグ・スペシャリティズのもの、もう1つがネオファクトリーのものです。…どちらも同じものに見えますが、ドラッグ・スペシャリティズのやつは取り付けボルトなんかも付属したセットなのかな。ネオファクトリーの方が2000円ほど安いので、こちらでいいかなと思うがボルトがついてないなら探すので面倒なので、ドラッグ・スペシャリティズでしょうか。

ドラッグスペシャリティズのFXR用サドルバッグサポート

しかし、ここで問題が。写真を見る限りこのサポート、ウインカーがついていたら駄目?な位置のような気がします。もしくは付けるにあたって、ウインカーの配線を切断して、またくっつけるという面倒な感じ…。え〜。

FXRのサポートは、取り付け位置が選べる!?

まさかの三角窓への装着パターン!?

この時点で諦めモードに突入しましたが、やはりここに至り「どうしてもサドルバッグを付けたい」という気持ちが抑えきれず…笑。ネットを血眼で探しまくっていると、見つけたのがこちら。なんとFXRのシート下にある三角カバー付近にある穴を利用して、サポートを付けているではないですか。「これだ!」と探しまくりましたが、なんとこれクロームワークス製のようで…もう売っていない商品だとか。終わった…。

しかし、それでも諦められない私…笑。なんとなーく、ドラッグスペシャルティズやネオファクトリーのサポートを裏返しにしたものが、このクロームワークス製のものなのでわ…と思い始めました。というか、絶対そうでしょ、これ。ということで怖かったのですが、ドラッグスペシャルティズのサポートを注文してみることに。もしあてがって駄目なら、最悪はウインカーを移設しちゃおう(スイングアームに付けるのもかっこいいしな…)。

キジマ製のサドルバッグレール。ロングバージョンにしました。

ちなみにサドルバッグレールは、キジマのものをゲット。amazonで3,000円くらいでした。

サドルバッグ選び

さて、サポートも決まったことで(付くかはわからないが…汗)、サドルバッグを選びます。サドルバッグは、素材(本皮、合皮、ナイロン)とスタイル(両掛け、片掛け)などがありますが、まず片掛けで選びます。素材は合皮で選びます(メンテできる自信ゼロ)。

デグナーか、デイトナか。

合皮で片掛けサドルバッグとなると、デグナーのNBシリーズでしょうか。10年くらい前からあって、僕の友人などを始め多くの方が付けておられます。現物を見ても、すごく使いやすそう。ただちょっと気になるのが、結構ナイロン丸出しなんだよな…。もうちょっと合皮を多く使って、レザーっぽく見せたい。

と、いろいろ物色して見つけたのが、デイトナのサドルバッグ「DHSシリーズ」。これが凄くいいんですよね。機能的には、デグナー丸パクリ笑なんですが、バッグの前面がほぼ合皮(蓋を開ければ、ナイロンが出てくる感じ)で、高級感もある。サイズ展開も豊富で、9L、12L、18Lとあります。12Lが売れ筋だと思いますが(12Lだけ防水加工バージョンも別途用意されている)…。

Photoshopにて、緻密なシミュレーション笑

さまざまなシミュレーションの結果…僕は18Lを選びました。FXRはコンパクトな車両ですが、ハーレーに対して12Lのバッグは少し小さいかなと思ったので。ちなみにこちらもamazonで、定価17,000円(税抜)が、13,000円(税抜)でした。

取り付け開始!

さっそく取り付けですが、サポートが日本に在庫がないらしく、米国からの取り寄せに。輸送には10日ほどかかるということで、先着したバッグとレールだけを仮付けしてみました。それがこちら!

仮付けなので、すこし斜めになってしまいましたが、サイズ的にはバッチリ(僕的に)

いや、想像以上にいいですね。このタイミングで、気になっていたリアフェンダーのキャリアも外したので、結構イメージが変わりました。うん、かっこいいと思います。これだったら最初から、バッグを付けておいても良かったな…。

ちなみにバッグは18Lだけあって、容量的にはバッチリ。さっそく基本的な工具一式と、一眼レフカメラ(ミラーレス。Sony α6500)を入れてみましたが、全然余裕あり。これはカメラを持った上で、1泊…いや2泊くらいのツーリングも行けそうです。

後日談:サポートの取り付け

その後、ようやくアメリカからサドルバッグサポートが大げさに到着。これでやっとサドルバッグを付けられる!と喜びつつも、本当にこのサポートでシート下の穴に取り付けできるのだろうか…という不安がよぎります。

ようやく到着したサポート。立派すぎる箱…。

さっそく開梱し、FXRにあてがってみます。あ! 合わない…。片方をストラットにはめると、どうしてもシート下の穴にはサポートが届かない(角度が合わない)。マジすか…やっぱりウインカーを移設しないといけないのかなぁ…。またバイク屋に行ってお願いして…工賃もかかるのか…と落胆。いや、絶望。

と、その時。ふと「スペーサーを入れれば、いけるのでは?」と思いつき、試してみたところ…行ける! すこし斜めになるが、そこは腕力ではめられそうです。やったー! スペーサーは以前Trampさんでサスを購入したときの物が、手元にある。ちょっとデカいけど、まぁサドルバッグで見えなくなるし十分。ということで早速取り付けてみました。

強引に取り付けた図。スペーサーがでかすぎるな笑
フェンダーとのクリアランスも、ギリOK。
ちょっと不格好ですが、ガッチリくっついています。これで安心してサドルバッグを取り付けられます。
サポートにガッシリくっつけて完了。いやー、大きさはマジでベストです! 18Lにしてよかった。

いやーなんとかなって、よかった。この後、サドルバッグを装着し、作業完了です。さて、年内最後のショートツーリングにでも行こうかな。

が、後日問題発生。バッグのレールですが、こちらフェンダーとストラットの間に付けていたのですが、どうやらストラットの外側につけるものだとか。たしかに現状だとバッグのベルトがストラットに干渉してしまっています。(やり直すのも面倒だし)まぁ別にいいかなと思っていましたが、やはり気になってきたので変更することに。そして変更したものがこちら。

レールをストラットの外側に取り付け直しました。FXRのストラットは異型のため少し変…ですが、まぁバッグで見えないからOK。
バッグのベルトが真っ直ぐに取り付けられるようになったので、気持ちいいですね。あとバッグの取り外しも楽です。
FXRで18Lがぴったりなら、ソフテイルあたりならさらに大きくても良いかもしれませんね。
近所を少し流してみました。バッグがつくと、こちらサイドもかっこよくなったなぁと思います。