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FORK製エアクリーナーの導入

Published | 2020年10月9日  Photo | --

以前よりエアクリーナーをつけたいなと思っていましが、1992年式エボの特殊事情(?)から、見送っていた私。しかしこの程、その謎が解けましたので、待望のエアクリーナー導入を決めました。現在のノーマルエアクリーナーも嫌いではないのですが、ただカバーに「DYNA LOWRIDER」と記載されており…。ローライダーは合っているのですが、ダイナではないのが気になっていました。ただノーマルのFXR純正カバーを見つけるのは至難の業。仕方なく社外品とすることにした、というわけです。

星の数ほどあるエアクリ

そもそも、エボリューション純正の丸いエアクリーナーが大好きな私。ただ形は好きなものの、他のビッグツインと違って小柄なFXRには少し大きいかなと思っていました。そこで今回は小ささに拘って探してみることに。候補は、ド定番で昔付けていたこともある「S&Sエアクリーナー」、Nice! motorcycleさんの「5inch エアクリーナー」です。

定番中の定番、S&Sエアクリーナー。

S&Sは定番で安心の一品ですが、ちょっと見飽きてるのが気になるところ。FXRのスポーティなイメージとはマッチするのですが…。かなり悩んだ後、やはりNice!さんの5inchエアクリーナーにすることに。こちらは以前、XL883Rに乗っていた頃につけていただけに、こちらも安心です。

というわけで、さっそくNice!さんのウェブサイトで探してみると…。なんとボルトオンキットは売り切れ。問い合わせてみると「入荷の予定はない」とのことでした。ブリーザーキットは他社製のもので対応できるとは思うのですが、どうしようかなと悩んでいて見つけたのが、Forkさんのエアクリーナー。

鋳物パーツの名店、FORK

FORKさんは職人さんが手仕事でひとつずつ、丹念に製作する鋳物パーツで知られる名店。以前から気になっていましたので、この程ウェブサイトを見てみると…。鋳物の渋いエアクリーナーがいくつも在庫されています。

この格好良さ! 写真はFORKウェブサイトより

か…かっこいい! そしてある。5inchでラウンドタイプの鋳物ラウンドエアクリーナーが。ただ…33,520円+ブリーザーキットが別途必要…つまり4万円と、結構な価格。S&Sエアクリナーが30,000円ですから、+1万円も高いことになります…。

というわけですごく悩みましたが、今回はFORKさんのパーツにすることに。やはり、ハンドメイドで丹念に作られた本物であるという点から、FORK製品を選択することにしました。これまで何台かハーレーを乗り継いできて、FXRでようやく理想にたどり着いたことを考えれば、もう乗り換えはない。ならば、ケチってないで、本物をつけて長く大切にしていきたいな、と。なお選択したのは「TRA126シリーズ 3Dラウンドエアクリーナー」。

注文、そして到着!

さっそく注文です。注文前、FORKさんにいくつか質問をメールしたのですが、代表の長谷川さん自ら、一見さんの僕にすごく丁寧に対応してくれました。いや、こういう小さいことですが、大事ですね。僕、ファンになりました 笑

開梱してご登場の「TRA126シリーズ 3Dラウンドエアクリーナー」。

注文後1日で、エアクリーナーは到着しました。すぐに開梱すると、出てきましたよ。TRA126シリーズ 3Dラウンドエアクリーナー。さすがに鋳物だけあって、ズシッといい感じの重量感です。そしてこの質感。エアクリーナーの周辺は鏡面加工されていますが、真ん中のくぼみ部分は鋳物らしく荒々しい表面が残されています。これが鋳物らしくて、実にかっこいいなぁ。

センターは鋳物の質感が、敢えて残されています。これがいいですね。

付属してくるのは、取り付けベースとフィルターになります。フィルターは交換可能で、FORKウェブサイトで交換用が販売(¥880)されています。

取り付けベースも、もちろん鋳物です。
鋳物だとこんなものも、味がありますね。
フィルター単体。
ちなみにエアクリーナーカバーの裏面。
ベースとフィルターを取り付けた状態がこちら。

いざ! 取り付け

純正の取り外し

まずは、純正エアクリーナーから取り外していきます。それにしても純正はバックプレートが本当にデカイ。こんなに大きくする必要がなぜあるんだろうか…。

かっこいいんですが、カバーの名前が「ダイナ・ローライダー」なんですよね…。
最近交換したばかりのフルチューンCVキャブレター

取り付け完了!!

純正を外した後は、ブリーザーキットを装着し、FORK製エアクリーナーを装着するだけ。所要時間は30分ほどでした。簡単です。

すこし走りに行って撮影。エアクリが小さいので、かなりエンジンが強調されますね。
ちなみにこちらがノーマルエアクリーナー。比較すると、かなり大きいですね。
か…かっこいい! プッシュロッドがバッチリ見えて、よりエンジンの迫力が増しました。
上から見た図。純正と比べてかなりコンパクトです。乗りやすそう。
問題のブリーザーは、ブリッジタイプを選択しました。
ブリッジにアイドルくんを固定。
この時、まだブリーザーからのホースは取り付けていません。
ブリッジがダサいかなと心配していましたが、エアクリーナーともむしろマッチしてます。

まとめ

斜め前から。エアクリーナーが小さいと印象がかなり違うなぁ。
少し上からみた感じ写真。

いや〜、それにしても格好いい。以前スポーツスターにも5inchエアクリーナーをつけていましたが、ビッグツインのほうがエンジンが大きいからでしょうか。圧倒的にいいですね。これならもっと早く変えておけばよかった…。

まぁ走行フィーリングは何も変わらないと思いますが、今度走ってみて軽く燃調して…ですかね。うん、FORK製エアクリーナーは、買って大正解! でした。